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友人に誘われて、「オランダの光」という映画を観てきた。
昔の芸術家達は、口をそろえて
「オランダの光は他のどの国とも違う」と語りつづけてきたという。
その特別な光が、大幅な湖の干拓によって失われてしまったらしい。

はたして本当に、その光は消えてしまったのか?
現在の光とは別物なのだろうか?
そもそも光とは何だろう?

そんなテーマを追求するドキュメンタリー映画だった。
不思議な吸引力があり、最後まで食い入るように見てしまった。


先月メキシコ旅行に行ってきたのだが、
色彩、というより、とにかく光がすごかった。
布の面積の少ない、蛍光色のビキニをかろうじて貼り付けている
ふくよかなアメリカ人のおばちゃんたちから少し離れて
ひとり水平線をじっと眺めていると、
海から空へとつづく緑→ライトブルー→紫!の蛍光色の洪水。
自分の角膜から、脳の裏まで焼きつくされてしまいそうな感覚。
なんだかもう、わけがわからない。
こんなに晴れているのに、こんなに人が周りにいるのに
完全にひとりの世界だ。
そのうちテルミンの無気味な音楽が流れてきて、
わたしは半透明の宇宙人につれていかれてしまうに違いない。

さようなら、地球のみなさん!

樹のみき.jpg

そんなことを考えているうちに、
クラゲに2箇所、足をさされる。

投稿者:jungletower  コメント (0)  2004.11.09